どーも、あおさんです。
今回は
『ダイエットをしていると、
つい忘れてしまう大切なこと』
についてお話しします。
ダイエット中に体重計に乗ったとき、
体重や体脂肪率が減っていると
うれしいですよね?
わたしもその気持ち分かります。
数字が減っているとテンションが上がるし
やる気にも繋がりますからね。
でもここで考えていただきたいことが
あります。
そもそもダイエットの目的って
体重や体脂肪を減らすことでしょうか?
「ダイエットは痩せるためにやっているんだから
そりゃそうでしょ!」
確かにそうかも知れません。
実はわたしも以前は同じ考えでした。
でも、
『あるできごと』
をきっかけにダイエットで大切なのは
痩せることじゃないと気づきました。
そのできごととは、
人気のダイエット法である
『糖質制限』
をしたことです。
糖質制限をした結果、
体重も体脂肪率も大幅に減りました。
体脂肪率にいたっては、
生まれて初めて一桁まで落ちました。
これを聞く限りでは、
ダイエット大成功に聞こえますよね?
しかし結果は大失敗です。
(えっ?なにが失敗だったの?)
そんな疑問を持ったあなたに
これからなにが失敗だったのか、
そしてダイエット本来の目的を
改めて考えてほしい。
そう思って書きました。
ぜひ最後まで読んでください。
衝撃のビフォー・アフター
3年前の話です。
友人から送られてきた1枚の写真を見て、
わたしは衝撃を受けました。
その友人は写真が送られてくる1年前は
100kg超えの肥満体型でした。
たるんだお腹にたるんだ頬、友人とはいえ
(もう少しなんとかした方がいいんじゃ…)
なんて思っていました。
それがたった1年で引き締まった
見事なシックスパックの体に
生まれ変わっていたのです!
あまりの変わりように、
そしてかっこよくなった姿に
わたしはド肝を抜かれました!
そしてその見事な体に
すっかり感化されたわたしは、
(俺もシックスパックになりたい!)
と強い憧れを抱きました。
生まれ変わった友人に
どうやってそんなシックスパックを
作れたのかを聞いてみると、
「体脂肪率を12%まで落とせば
誰でも腹筋が浮き出るよ」
と教えてくれました。
ちなみに、
当時のわたしの体脂肪率は16~18%です。
友人など周囲から
「お腹が全然出ていないのはすごいですね」
「いい腹筋しているね」
などと言われることも多く、
腹筋には多少自信がありました。
ただ、腹筋の線が少し出ていたものの、
割れてはいません。
※当時の写真です。
友人のすごい腹筋を目の当たりにして
悔しくなったわたしは、
(俺もあいつのようなバキバキの
腹筋に絶対になってやる!)
と体脂肪を落とす決意をしました。
糖質制限開始
体脂肪を減らすためには
「糖質制限をすると減らしやすい」
と友人に聞きました。
またわたしの好きなユーチューバーも
糖質制限を勧めていたことから、わたしは
糖質を制限する生活をすることにしました。
当時のわたしの考えといえば、
『ただ糖質摂取量を減らせばいい』
というものでした。
また知識といえばネットでかじった
・きつい糖質制限は糖質を1日50g以内
・ゆるい糖質制限は糖質を1日130g以内
たったのこれだけでした。
わたしはゆるい糖質制限である、
『糖質量を1日130gにする』
生活を開始しました。
1日糖質130gって
イメージしにくいですよね。
わかりやすく白米に換算すると、
約350gです。
コンビニのおにぎりでいうと、
約3個分くらいです。
意外と食べられると思ったかもしれません。
しかし、糖質は白米以外にも
おかずや飲み物、調味料など
ありとあらゆるものに含まれています。
そのため意識をしないと気づかぬうちに
糖質を摂取してしまうのです。
わたしは糖質制限中の白米を食べる量を
朝:100g(糖質に換算すると約36g)
昼:なし
夜:100g(糖質に換算すると約36g)
と決めました。
糖質制限の日々
糖質制限を開始してからわたしは、
スーパーやコンビニで食べ物を買うときは、
必ず裏の成分表を見て糖質量を確認してから
購入するようにしました。
糖質を気にするようになると、
スーパーやコンビニでは食べられるものが
かなり制限されることに気がつきました。
糖質130gの生活だと
今まで当たり前に食べていた
お弁当、カップラーメン、菓子パン、
スイーツ、ドリンクは全然食べられません。
もし食べてしまった場合、
その日の糖質摂取量を
簡単にオーバーしてしまいます。
食べられるものと言えば
サラダやサラダチキン、練り物、
鍋といったものです。
これでも白米以外の糖質と合わせると、
1日の摂取量は130gギリギリでした。
そんな生活を2ヶ月続けると、
体重は58.5kg → 53.5kg
体脂肪は16% → 9.5%
になりました。
かなり辛かったですが
体重計に乗ったときに体重と体脂肪率が
減っているのがうれしかったです。
そして確かな減量効果を感じたため、
どうにか続けられました。
2ヶ月前は
うっすら線があるくらいだった腹筋も
はっきり割れているのが確認できるように
なりました。
(俺もついにシックスパックを手に入れた!
辛かったけどがんばった甲斐があった!)
念願が叶ったわたしは、大満足でした!
やつれたもやしっ子爆誕
当時の写真です。
どうですか?
肋骨が浮き出てガリガリで、
筋肉も脂肪もないもやしっ子です。
健康体にはとても見えないと思います。
それもそのはず、この時の体重は
標準体重よりも10kg以上も
軽い状態でした。
糖質制限中、わたしは糖質の摂取量は
しっかり管理していましたが、
カロリーに関しては無頓着でした。
また当時はカロリーの重要性を知らず、
(下回っているんだからむしろいいだろう)
くらいに思っていました。
本来のわたしが摂るべきカロリーは
1800~2100kcalが適正です。
しかし
糖質制限中のわたしのカロリー摂取量は
1300kcal~1500kcal程度で
基礎代謝とほぼ同じです。
摂るべき必要量を完全に下回っていました。
不健康になったと気づいたできごと
わたしが不健康であると
気がついたできごとが2度あります。
1度目は床屋に行ったときです。
ふと鏡に映った自分の顔を見て
びっくりしました。
(なんだこれ!
細いを通り越してやつれて
ガイコツみたいじゃないか!)
洗顔や入浴のときは気づかなかったのですが、
まじまじと見て
(こんなにやせ細っていたのか)
と大きなショックを受けました。
2度目は献血に行ったときです。
献血は事前採血で献血をしてもいいかどうかを
判断するんですが、その検査で
「申し訳ありませんが、
成分不足で今日は献血できません」
と断られてしまいました!
献血にはなんども行きましたが、
成分不足によって断られるなんて
夢にも思わずとても落ち込みました。
そして
(いまの食生活は
そこまで栄養が足りていないんだ…)
と知り、二重にショックでした。
正しい知識の必要性
間違いに気がついたわたしは、
しっかりとした知識を身につけるために
もう一度勉強しました。
そこで正しい糖質制限のやり方は、
エネルギー源となる糖質を制限する代わりに、
他のエネルギー源である脂質やたんぱく質を
しっかり取らないといけないこと。
そうして糖質を制限することによる
エネルギー不足を補う必要があること。
ことを学びました。
わたしは糖質ばかりに注意して、
たんぱく質や脂質などのエネルギー源、
その他の栄養素やカロリーについて
完全におろそかになっていました。
そして
糖質は決して悪いものではなく、
体にとって必要なものであること。
あくまで摂りすぎがいけないこと。
を知りました。
ここから学んだのは、
言葉のイメージだけで
正しい知識を持たずにダイエットをすることは、
健康を害するということです。
『糖質制限』
という言葉のイメージだけで始めたわたしは、
まさにやつれて不健康な体になっただけでした。
ダイエットで大切なことは健康
ダイエットは健康のためで、
痩せるためではない。
これは分かっているつもりでも、
ダイエットに夢中になると
つい忘れがちになってしまいます。
ダイエット中は毎日の体重計の数字が
どうしても気になりますよね。
それに友人など周囲の人から
「5kg減った」
なんて聞くと、
やっぱりうらやましく思いますよね。
わたしも糖質制限で体重も体脂肪も
大幅に減り満足していました。
「すごい痩せたね」
なんて会社の人から言われて
うれしかったです。
でも糖質制限中の日々は少し走るだけでも
息切れをおこし体力がなく、
子ども達との鬼ごっこも楽しめませんでした。
また、仕事の疲れも全然取れず、
休日に子ども達の遊び相手になるのも
億劫になってしまいました。
いくら痩せてもこんな不健康な体では
本当にダイエットに成功したとは
言えません。
ダイエットの目的は
『健康になるため』
です。
決して
『体重や体脂肪率の数字を減らすことではない』
ということです。
それをもう一度思い出して
いただけたらとてもうれしいです。
正しいダイエットついて学びたい方は、
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